今年の課題図書に「海辺のカフカ」を挙げて、ムラカミハルキに初挑戦してみようと意気込んでいたのですが
村上春樹好きの知人にレンタル依頼をするときにどういうわけかこっちのタイトルが口をついて出てしまい
この作品でムラカミハルキデビューすることになりました(ぉ
で、読んでみて、申し訳ないけれども猫は拒否反応を示してしまったのです。
なんか、大江健三郎のときみたいな辛さ。暗くて重くて性的。連続殺人モノの推理小説並みに、指折り数えられるくらいの「死」があって。(猫には)必然性が感じられない「性」が多数繰り広げられて。
登場人物の誰一人、共感できる人がいない。主人公が一番嫌い。
情景や心情を表現する一つ一つの文章はとても美しいと思ったけれど、
中身をどうも受け付けられなかったのでした。
ムラカミハルキもういいや。
四冊とも読んだことのある作品だけに、感想が楽しみです。というさらなるプレッシャー。
ぅぁ なんかすごい重圧が。。
ぜんぶ読んだことあるんですか。
にしづるさんは好き嫌いしないいい子なのですね。
猫はとても好き嫌いが激しいようで、
既読本がとても偏っております。