『肩ごしの恋人』唯川恵

べたべたの恋愛小説が苦手で、ずっと避けて通っていたので
猫にとって初めての唯川恵本。
せっかくの課題図書だから普段なら絶対手を出さないものを、ってことでチョイスした一冊でした。

感想は、「まぁたまには悪くないな~。」です。
自分の偏りっぷりをちょっと是正できたかもしれないかんじ。


対照的な女主人公2人。
前半、猫は萌に共感し るり子を軽蔑しながら読んでいました。
女を武器にして、男に頼って生きていくって なんかアタマ悪そうで嫌。
でも読んでいくうちに、だんだんるり子のすごさがわかってきて
最終的には羨望と畏敬の念を抱いた。ほんま、すごいわー。かっこいいわー。

でも猫的に一番ツボだったのは、崇の抱かれたいのと抱きしめられたいのは違う、間違えると大変な事になるという発言。
ええこというやん、ボーヤのくせに。

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