『黒祠の島』小野不由美

猫が中学生の頃から大好きな小野女史の本格推理本。
面白かったです、会社帰りの準急電車で立ったまま読んでて3駅乗り過ごすくらい。(ぉ
「邪教とされた信仰のために余所者を拒絶する離島」という物理的にも心理的にも完璧な舞台装置。
「罪と罰の帳尻」という道徳心にユサブリをかけてくる巧妙な欺瞞。
主人公以外は誰も信じられなくなる、二転三転四転する物語。
平日に一日でイッキ読みしたのは久しぶりでした。
至福~。

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