『ターン』北村薫

これって何小説になるんだろう?ミステリではないしSFでもないし。単に「フィクション」?

突然、夏のある一日を繰り返すことになってしまった主人公。
自分以外には人間も動物も、虫さえもいない、
怪我したって絵を描いたって文字通り白紙に戻ってしまう世界。
ただただ主人公の記憶だけが更新されていく。
そんな、完全なる孤独の中にかかってきた、「普通の世界」からのたった一本の声の通り道。


ああ。そうか。コレ恋愛小説だったんですね。

なんか読み終わったあと満足感がありました。
なんかがんばりたいと思いました。まじめにがんばってたらいい事あるかも、みたいな。

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