面白かった。猫的ストライクゾーンのひとつにかなり綺麗に入ってきました。
高校のとき文型のくせに生物がすごく好きで、今でも細胞とか遺伝子とか、そーゆうバイオな話題や小説は大好き。『パラサイト・イブ』とかね。
もうほんとに、細胞培養とか遺伝子移植でクローンとか突然変異とかすごい面白くて。
中盤に入るまで、誰が物語のメインなのかが分かりにくくてちょとしんどかったけど、中盤以降は物語に引き込まれまくりでこれまた寝る間も惜しんで読んでしまいました。通勤電車で読んでて降りる駅通り過ぎかけたり(^-^;。
ところで、猫がこの作品をなんで課題図書のひとつにあげたのか、読み始めた時点ではもうきれいさっぱり忘れてしまっていたのですが、それがかえって良かったと今は思います。ってゆうか紹介文の中でわりと重要めな伏線のひとつをバラしちゃってるのってどうよ?
「ぉ?・・・そういえばそんな紹介文だった気がするなぁ。」ってなっちゃいましたよ。
最初からそれが分かってたら、物語を読み進める楽しみがちょっぴり減ってしまうような。一番大事な所ではないからまだ良いけれども(^-^;